ごあいさつ

あかるく のびのび すてきな世界 あかるく のびのびとした 心は 自分を認めてくれる人のいるところで育ちます。 あかるく のびのびとした 心は 自分を思いきり表現できるところで育ちます。 あかるく のびのびとした 心は 自分が夢中になれることのあるところで育ちます。 あかるく のびのびとした 心は 自分の空想や夢を広げられるところで育ちます。

のびる芽・のばす芽・すてきな芽

 本園は、高層ビルのそびえるJRや京王線の橋本駅から5分の住宅街にある幼稚園ですが、園庭には桜の木や銀杏の木があり、春には桜の花吹雪・夏には優しい木陰・秋には紅葉した銀杏の葉が、 園児たちの心のオアシスとなっています。
 そのような中で、園児たちが一つのことにこだわらない幅広い体験ができるように工夫をしています。

表現することの楽しさと喜びを・・・

 子ども達が、自分の「思い」や「考え」をいろいろな形で表現できるということは、「その子らしさ」や「個性」を 育てる上でとても大切なことだと考えています。
 園児たちの「自ら工夫しよう」とする気持ちを大事に育てながら、のびのびと自己表現のできる世界を創りたいと言うことが私達の願いです。
 豊かに自己表現する場として、 運動会・発表会・作品展などの行事を工夫し「のびのびと表現する力」を育てています。

みんなですることの楽しさと喜びを・・・

 幼児期の子ども達は、主体的に遊びや活動を工夫する中で豊かな空想力と、創造力をのばしています。また、遊びを通してコミュニケーションの場を広げたり、仲間を思いやる心を育んだりしています。
 集団生活の経験の少ない幼児期には、相手の気持ちを考えたり理解したりするということは、なかなか難しいものです。友達と「のびのびと遊んだり」「みんなで活動を工夫したりする」中で、みんなで一緒にすることの楽しさや喜びを味わいながら「互いに思いやる心」を育てていきたいと考えています。

幅広い体験の中から豊かな感性を・・・

 畑でジャガイモを育てたり、田んぼで稲を育てたり、絵を描いたり、歌をうたったり…子ども達が自分の手や体(五感)を使って、幅広い体験をする中で、自然の不思議さや周りの人々の心を豊かに感じ取ることのできる「感性」を育てていきたいということも、 私達の願いです。

 また、外部講師による「英語」「リトミック」「体操」「サッカー」の4つの専門指導も行っています。幼児期に様々な経験をし、子どもたちの中に秘めた”可能性”を引き出していきたいと考えています。

 

 学校法人長友学園は、創立者長友武子(前理事長)により相模原市橋本に昭和24年「橋本幼稚園」・「さがみ服飾専修学校」が産声をあげました。 戦後の荒廃の中で次代を担う子女の教育、殊に幼児教育を重視し、昭和39年「大沢幼稚園」・昭和50年「大沢第二幼稚園」・昭和53年「太陽の子幼稚園」と 姉妹園を開園いたしましたが、いずれも皆様方の温かいご理解とご支援により、大きく成長することができました。この場をお借りして深くお礼を申し上げます。

理事長挨拶

 学校法人長友学園は昭和24年に相模原市緑区橋本に長友武子により創立しました。それから74年間「情操教育・道徳教育」を基本として昭和・平成・令和の時代が要求する人間形成の礎を築く幼児教育(幼稚園)を担ってまいりました。 

 さて、令和5年4月に「こども家庭庁」が発足します。こども家庭庁の創設と同じタイミングで、「子どもの権利」の保障を明記した「こども基本法」が新しく施行されます。こども基本法の基本理念には、以下が掲げられています。

・全てのこどもが尊重され、基本的人権が保障され、差別的扱いがされないこと。

・全てのこどもが適切に養育され、生活を保障され、愛され、保 護されるなどの福祉の権利が等しく保障されること。また、教育の機会が等しく与えられること。・全てのこどもが年齢や発達に応じて、自分の意見を表明できる機会が確保されること。

・子育ては家庭が基本であり、父母などの保護者が第一の責任を負う。十分な養育が家庭で困難な場合、こどもの養育環境を確保する。

・家庭や子育てに夢を持ち、子育てに喜びを実感できる社会環境を整備する。

 当法人も令和5年より橋本幼稚園・大沢幼稚園(令和4年移行)・大沢第二幼稚園(年度中移行予定)・太陽の子幼稚園は、幼保連携型認定こども園へ移行します。「建学の精神」と「こども基本法の基本理念」を基に子どもの無限の可能性を信じ、一人ひとりの子どもに精一杯の援助が出来るよう常に問いかけ、考え、行動し、成長の援助が出来るように心掛け、関わることに努めてまいります。職員一同、力を合わせ、日々努めてまいりたいと思っております。

どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

令和5年4月吉日

理事長 長友正博